仙台オープン病院は、昭和51年に紹介・外来型の医師会病院として設立し、地域医療支援病院216施設(平成20年10月3日現在)のうち、全国第一号として平成10年に承認されております。
その後も、時代のニーズに合った機能を備えるため、災害時にも医療機能を維持しつつ、救急患者受け入れの対応を行えるよう、ヘリコプター離着陸施設を備えた免震構造の病院を新築いたしました。
近年、「地域医療連携」という言葉が各病院で使われておりますが、当院は設立当初から、仙台市医師会を始めとした「地域医療連携」に取り組んでおり、登録医のご理解とご協力により患者さんの紹介率も常に80%以上を維持しております。
当院は、主に消化器疾患、循環器疾患、呼吸器疾患を扱う内科・外科にしぼり専門性ある高度医療を行っております。新築に伴い導入された最新の高度医療機器を用いての診断・治療能力は更に向上・充実しております。(詳しくは各診療科の頁をご覧ください)
当院の救急センターは、主に入院を必要とする患者さんの診療を行っております。このため、救急搬送患者さんの受入れ体制を強化し、救急車の立ち往生解消にも貢献しております。また、実際にヘリコプターの離発着による患者さん搬送も展開しており、当院が所有する高規格救急車による救急患者さんの入・転院活動も含め、市内を始め県内の救急医療に貢献しております。
最近、「メタボリック症候群」という言葉が一般化し、今年度から成人病健診の重要性が表面化してきましたが、当院は従来から健診部門も重要な診療部門の一つとして力を注いでおり、流行に媚びることなく長年培われた歴史に裏づけされた中に新しい仕組みを取り入れて健診事業を展開しております。また、平成19年は人間ドック・健診施設機能評価認定を取得しており、安全で質の高い検診施設として皆様にご利用いただけると確信しております。
これからも、より良い高度医療を数ある病院の中から患者さんから選択していただけるよう最高、安全、安心に心がけながら、何かあったときはまたオープン病院に係りたいという気持ちで満足して退院していっていただけるよう取り組んで参ります。
平成12年にシンボルマークを作りました。これは鶴ヶ谷の地名からデザインされ、地域との連携医療を基本に、日本を代表する鶴で世界に羽ばたくこと、21世紀への発展をイメージしております。また鶴の優しさ、気品とともに全体の形で安心、信頼感を示し、病院の理念を表しております。
思いやりのある心で信頼される優れた医療を提供します。
【運営方針】

| 昭和43年5月 | 仙台市より仙台市医師会に鶴ヶ谷団地医療配備計画諮問 |
| 45年7月 | 仙台市医師会より仙台市に「鶴ヶ谷団地における医療配備」について答申 |
| 49年12月 | 財団法人仙台市医療センター、公益法人として設立許可 |
| 12月 | 病院開設許可申請100床 |
| 50年6月 | 病院名称「鶴ヶ谷オープン病院」決定 |
| 8月 | 病院建築竣工 |
| 51年1月 | 鶴ヶ谷オープン病院として開院 |
| 2月 | 病院診療開始 |
| 55年3月 | 成人病健診センター及び病院増設竣工 |
| 3月 | 病院増設による増床60床使用許可(160床) |
| 56年2月 | 病院増設と本館改装による増床40床使用許可(200床) |
| 57年1月 | 救急告示病院指定 |
| 61年3月 | 救急センター及び病棟増改築工事竣工 |
| 3月 | 病院増設による130床使用許可(330床) |
| 4月 | 病院名称「仙台オープン病院」変更 |
| 6月 | 救急センター診療開始 |
| 9月 | 開院10周年記念式典 |
| 平成元年 6月 | 救急センター365日・完全24時間体制開始 |
| 5年12月 | 仙台産婦人科医会休日診療開始 |
| 6年10月 | 新看護等の基準新看護2:1A加算 |
| 11月 | 日本医師会最高優功賞受賞 |
| 8年 9月 | 開院20周年記念式典 |
| 10年 9月 | 地域医療支援病院承認(全国第一号承認) |
| 14年 2月 | 病院機能評価認定 |
| 10月 | 急性期特定入院加算届出 |
| 15年 9月 | 病院増改築着工(新病棟・C棟改築) |
| 10月 | 管理型臨床研修指定病院承認 |
| 17年 5月 | 新病棟運用開始 |
| 18年 3月 | 開院30周年記念式典並びに病院グランドオープン |
| 19年 2月 | 日本医療機能評価機構認定更新 |
| 19年 7月 | DPC準備病院 |
| 19年 8月 | 日本人間ドック学会人間ドック・健診施設機能評価認定 |
| 21年 4月 | DPC対象病院 |
| 23年 4月 | 「公益財団法人」移行 |
| 10月 | 災害拠点病院 |
| (平成23年10月 現在) |
公益財団法人仙台市医療センター仙台オープン病院は、1976年、仙台市と仙台市医師会の協力によって、公設民営型の医師会病院として開設されました。
当院は、開設当初より『オープンシステム』という診療体制をとっており、CTやMRIなどの高度医療機器や入院病床等を地域のかかりつけの先生方に開放しています。
「3時間待ち3分診療」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、たくさんの時間を費やして大きな病院に通っていらっしゃる患者さんのそのすべてが、大病院で治療を受けなければならない病気かというと、必ずしもそうではないと言われます。
世の中の高齢化に伴い、糖尿病などの慢性の病気が多くなってきている今、生活の環境や小さい頃からの家族の状況などをよく知っている「かかりつけの先生」を持つことが、これからの上手な医療の受け方になってきます。よりきめ細かな医療が受けられるからです。
とはいえ、たとえば、専門的な治療が必要な病気にかかったとき、かかりつけの先生はすべての診療科を診て、あらゆる医療機器を揃えて、その病気の治療にあたることはとても困難です。
こんなとき、かかりつけの先生と一緒に、ときには医療機器の共同利用をしながら、ときには専門の先生と頻繁に連絡を取り合いながら病気を治していくのが、このオープン病院の役割なのです。かかりつけの先生をバックアップしているのです。
これからの上手な医療の受け方は、普段から健康管理を含めて何でも相談できる「かかりつけの先生」(ホームドクター)を持つことが大切です。
何かあったときには出来るだけ早く診てもらうこと、また、もし、専門的な治療や入院が必要になったときには、適時適切に他の医療機関に紹介してもらうこと、そして、これらの治療の経過は、いつも、かかりつけの先生に知っていてもらうことが、今後、安心して健康な毎日を送ることができる大切な要素となります。
身近な地域のなかで自分に合った「かかりつけの先生」を 早くみつけ、日頃から親しくつき合っていくこと、これが大切です。
オープン病院は、かかりつけの先生をバックアップする病院です。
基本的に、紹介を受けずに来られた方には、お近くのかかりつけの先生でまず受診されることをおすすめしています。