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乳腺外科

当院では以前から、乳腺の良性疾患(乳腺症・線維腺腫・乳腺嚢胞など)・悪性疾患(乳がんなど)の精査・治療を行う乳腺外来は開設していましたが, 2013年4月から乳腺外科を標榜しております。これまで認知度は高くなかったかもしれませんが, 当院は日本乳癌学会の認定施設であり, 市内で常勤の乳腺専門医がいる4病院(2014年4月現在,クリニックを除く)の1つでもあります。

登録医の先生方を主にご紹介をいただき, 2013年の初発乳がん手術は47例に増えました。また, 乳管内乳頭腫や葉状腫瘍といったがん以外の手術も行っております。検診要精査例増加による早期発見に伴い, DCIS(非浸潤がん)が約20%となり, US(超音波)・MD-CTや乳房MRI検査の進歩と共に, USガイド下のマンモトーム生検が可能となったのも一因と思われます。また, 2004年より悪性診断は原則針生検(Core Needle Biopsy)を行い, 精度管理に努め(日本乳癌学会・外科学会等にて多数発表, 発表一覧参照), Ki67(増殖能)を含むsubtypeによる術前化学療法を積極的に選択し, 乳房温存率を高めるべく努力してきました。結果として2013年は温存手術が80%を越えるまでになっております。温存乳房等への照射は, 仙台総合放射線クリニック・東北労災病院・東北薬科大病院・仙台医療センター・大崎市民病院などの自宅や職場に近い市内・県内(時に県外)の病院・施設に依頼しています。

2009年よりセンチネルリンパ節生検(色素法)を導入し, 2mm切片作成による術中迅速病理診断により, macrometastasis(2mm大以上の転移)をもれなく拾い上げると同時に, 腋窩郭清省略を行っております。ちなみに2012-13年の同定率は97-8%まで向上しました。更に, 今後の乳房再建に対応できるよう, 2014年2月に東北大学形成外科のご協力で, 乳房全摘後のエキスパンダー挿入(一次再建)の実施施設認定(日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会)を得ることができ, 広範囲進展を伴う症例等に対する選択肢が増えました。

外来及び当院ドックは, マンモグラフィ撮影(MMG)は精中委試験に合格した女性放射線技師(5名)が撮影し, 乳房超音波検査(US)は大学で研修した女性検査技師(3名)も行っており, 精度が高く非常に助かっています。ドックマンモのダブルチェックは, 2006年から東北大学乳腺内分泌外科の石田孝宣先生と共にご指導いただきながら行っております。ちなみにマンモグラフィ読影勉強会もお願いしており, 外科後期研修医を主に2013年まで計21名が精中委試験に合格しました。

化学療法は, 東北大学腫瘍内科Dr.に加わっていただいた委員会で認定・登録されたレジュメを化学療法室(8床)にて行っています。当院認定のIVナースによりライン確保し, 緩和ケア・がん疼痛管理・がん化学療法認定看護師を中心に, 薬剤師・MSWを含め, 様々な治療やウイッグあるいは治療費等の相談に応じつつ, 心のケアに配慮しています。

今後とも, お一人お一人の患者さんと家族の価値観を大切にしつつ, 専門医として最善の治療を共に考えながら, 地域の方々に良質の医療を提供していきたいと思います。紹介状があれば月・金曜共に外来の新患予約は不要ですが, 登録医の先生方はネット予約も可能です。また, 外来日以外も地域医療連携室にご連絡いただければ対応いたしますので, 遠慮なくご紹介下さい。

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