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初期研修予定の先生方へ

当院は医師会病院であることから、仙台市および近隣地区のクリニックより多くの患者さんが紹介されてきます。また、 呼吸器内科医は全国的に不足しており、宮城県でも例外でないことから、他病院からも患者さんが紹介されてきます。従って担当する疾患は、 呼吸器感染症、肺腫瘍、種々のびまん性肺疾患、気管支喘息、COPD、睡眠時無呼吸症候群など、呼吸器疾患全般に及びます。 多くの基幹病院の呼吸器内科では入院患者さんの大半が肺癌患者で占められているようですが、当院はそれとは異なります。 難しい名称の疾患は大学病院のような大病院の方が集まると思いますが、一般臨床で遭遇するありふれた、しかしながら基礎疾患や合併症で病態が大きく異なる疾患は、 当院でたくさん経験できます。そして、注意深く観察することで、思わぬ希有な症例にも出くわします。

呼吸器内科の環境

呼吸器内科の年間入院患者数は約900人、高齢患者さんの多い診療科ですが、平均在院日数は12.6日と短く、他病院の呼吸器内科医に驚かれます。 これは、入院と同時に、栄養サポートチーム、摂食・嚥下チーム、口腔ケアチーム、褥瘡チームが介入を始め、快復後は有能な医療ソーシャルワーカーが 退院調整をしてくれるからです。快復したけど退院先が決まらない患者さんが増えることで、多くの病院では呼吸器内科医が疲弊しており、当院は恵まれていると思います。 看護師はよくトレーニングされており、コメディカルも優秀で、当院に赴任するまで、ここにこれほどの病院があったのかと驚いたのを覚えています。 院内はきれいに清掃され、十分な院内感染対策もなされており、実に働きやすい職場環境です。

呼吸器疾患診療では派手な検査は少なく、臨床経過および身体所見と胸部 X-P, CT 等の画像所見などで疾患を考え、 喀痰や血液検査、肺機能検査、胸水穿刺、気管支鏡検査等で確定診断、ないしはそれに近づくという比較的地味な領域ですが、 そのぶん“考える”ことが身に付く診療科です。診療は必ず上級医とペアを組んで行います。総回診、新患カンファレンス、人間ドックの胸部 X-P 読影、気管支鏡検査などで、 ほぼ毎日、呼吸器内科全員が顔を合わせますので、難しい症例について逐一意見交換ができます。合併症のため治療に難渋することもありますが、 当院では診療科間の垣根は低く、病院規模に見合わないほど専門医も揃っていますので、循環器や消化器合併症の診断治療もストレスなく行えます。 また逆に、他科入院中の患者さんの併存呼吸器疾患の治療にあたることもしばしばです。気管支鏡検査では独自の技術が開花し(国際学会でも発表;別項参照)、 Stage Iの肺癌症例を次々に診断しており、呼吸器外科手術も連携病院でスムーズに行われます。

“鉄は熱いうちに打て”です。初期研修はその人の将来にわたる臨床力の礎となります。臨床医を目指す人はもちろん、 研究者を目指す人にとっても初期研修は重要です。豊富な症例を自身で経験できる当院での研修を勧めます。

文責 呼吸器内科主任部長 飯島秀弥

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