
『口から美味しく食べられること』は生きる力に直結しており、お口の環境が悪化すると、誤嚥性肺炎や糖尿病など、全身のさまざまな病気に影響を及ぼすことが知られています。さらに最近では、「むせやすくなった」「食べこぼしが増えた」「硬いものが食べにくい」などのお口のささいな衰え(オーラルフレイル)が、身体の衰え(フレイル)につながるということも言われています。
■よく噛んで食べよう!
現代の食事は、軟らかい食べ物が増え、食事時間も短くなったことから、昔に比べて噛む回数が減ったと言われています。ひと口につき、いつもより少し多く噛むことを意識してみましょう(目安は30回程度)。
今後は「歯を残す」ことももちろん大事なことですが、さらに「噛む機能を維持する」ことも重要となってきます。

■今日からはじめる口腔ケア


お口の健康は、食べる・話す・笑うといった日常生活の質(QOL)にも深く関わっています。日頃から歯やお口の手入れを上手に行い、むし歯や歯周病を放置せずきちんと治療し、お口の環境を整えてよく噛めるようにしておくことは、健康寿命を延ばすためにもとても大切なことです。
さあ、今からでも遅くありません。皆さんも毎日のセルフケアと定期的な歯科受診を心がけ、よく噛んで健康な毎日を送りましょう。
口腔管理センター・歯科 千葉 高大
