診療放射線室

はじめに

近年、医療の進歩は目覚しいものがあります。CT,MRIをはじめとした高度な画像診断装置が次々に開発され、医療に欠かせないものとなっています。

私たち診療放射線技師はこのような進歩に対応し、当院の理念である優れた医療の実践のため、良質で診断価値の高い医療画像を提供できるように高度な専門的知識と技術を身につけ、更なる向上を目指して各種認定資格等の取得に努めています。

スタッフ構成

診療放射線室は18名の診療放射線技師と2名の事務員で構成されています。

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業務内容

一般撮影検査室

一般撮影(レントゲン)では、X線を用いて主に胸部、腹部、全身の骨の撮影を行っています。短時間で簡便に全体像を把握できるため、診療には欠かせない検査となっています。

当院ではFPD(フラットパネルディテクタ)システムを搭載した撮影機器を導入しており、低線量で高画質な画像が短時間で得られます。

また、移動ができない患者さんには回診用X線撮影装置 3台にて、病室や手術室で撮影を行っています。

マンモグラフィー検査室

マンモグラフィーは乳房X線撮影のことで、乳房全体を均一に圧迫して撮影を行うことにより、微細な病変を写しだし乳がんの早期発見に役立ちます。

当院では日本乳がん検診精度管理中央機構におけるマンモグラフィー検診施設画像認定を取得し、検診マンモグラフィー認定技師が対応しています。

外来や人間ドックの他、仙台市の乳がん検診も行っています。 患者様、また検診受診者の皆様に安心して検査を受けていただけるように努めています。

X線TV検査室

X線TV検査(X線透視検査)は、リルタイムの透視画像により診断や治療を行っています。消化菅(食道・胃・十二指腸・大腸)の検査ではバリウムなどの造影剤を用いて、診断や術前情報の提供、また人間ドックや職場検診などの撮影を行っています。

近年では内視鏡を併用した検査や治療が増加し、呼吸器系では気管支鏡を用いた細胞診、消化管では難易度の高い症例の治療などが行われています。特に膵・胆道系では高度な治療が数多く行われています。

血管撮影検査室

血管撮影検査は足の付け根や手首等の血管からカテーテルという管を入れ、目的の部位まで進めて造影剤を注入し、血管を撮影して様々な疾患を診断しています。

さらに、心筋梗塞や狭心症における冠状動脈の狭窄や閉塞に対し、バルーンやステントを用いた血管内治療(IVR)を24時間体制で行っています。

ハイブリッド血管造影検査室

手術室に設置されている血管造影検査装置です。清潔な環境のもと、心臓血管外科では通常の手術に加え、大動脈ステントグラフト(EVAR、TEVAR)やペースメーカーの植込みなどの治療も行っています。

循環器内科では、下肢の動脈硬化に対する血管内治療や心房細動など不整脈に対するカテーテルアブレーションを行っています。

また消化管・肝胆膵内科では肝細胞癌に対して腫瘍を栄養する血管まで超選択的にカテーテルを進めて抗がん剤治療をするTACEを行っています。

MRI検査室

MRIは強い磁気と電波を利用して、体のさまざまな断面や血管などを画像にする検査です。CTと比べてX線を使用しないために被曝はありませんが、音がうるさい、検査時間が長いという欠点もあります。また、体内に金属のある方、刺青がある方は検査を受けられない場合があるため、問診票には漏らさずご記入ください。

2020年2月より稼働しているフィリップ社製MRI装置は、圧縮センシングという高速化技術により従来よりも短い時間で検査を行うことができます。また、天井にはSky Factory™のLED照明を設置しました。青空と木々の解放感によって、リラックスして検査を受けて頂けると思います。

CT検査室

CTはX線を利用し体の断層像を撮影する検査です。比較的短時間で全身の撮影ができ精密な画像が得られます。

また、得られた画像から3D画像や任意の断面像を作成することができます。病状によっては正確な診断をするために造影剤を使用する場合がありますが、アレルギーのような症状が出る場合がありますので、過去に造影剤で具合が悪くなったことや、喘息の既往がある場合は問診票に記入してください。

当院のCT装置は、本院に64列マルチディテクタCT(MDCT)、救急病棟に320列のエリアディテクタCT(ADCT)が稼働しています。ADCTでは短時間で精度の高い冠動脈CTが撮影できます。

2018年より救急病棟が稼働し、放射線部門も一般撮影室、CT室、血管撮影室にて24時間体制で対応しています。

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認定資格

  • 検診マンモグラフィー撮影認定診療放射線技師 4人
  • 磁気共鳴専門技術者 1人
  • X線CT認定技師 4人
  • 国際認定 X線CT 1人
  • 救急撮影認定技師 1人
  • 肺がんCT検診認定技師 1人
  • 医療情報技師 2人
  • シニア放射線技師 1人
  • アドバンス放射線技師 3人
  • 医療画像情報精度管理士 1人
  • 放射線管理士 2人
  • 放射線機器管理士 2人
  • 胃がん検診技術部門B資格認定 3人
  • 胃がん検診読影部門B資格認定 1人

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業務実績(2019年度)

  • 一般撮影 18,981件
  • ポータブル撮影 6,359件
  • 透視 3,440件
  • MRI 2,811件
  • CT 15,143件
  • 冠動脈CT 249件
  • アンギオ(心カテ) 663件
  • アンギオ(腹部) 21件
  • アンギオ(大動脈ステント) 23件
  • マンモグラフィー 1,690件(2018年度)
  • 仙台市乳がん検診 11,544件(2018年度)

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施設基準

  • マンモグラフィ検診施設画像認定施設

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所属学会

  • 日本診療放射線技師会 16人
  • 日本放射線技術学会 14人
  • 宮城県放射線技師会 16人
  • 日本消化器がん検診学会 4人
  • 日本乳癌検診学会 2人
  • 日本磁気共鳴学会 2人
  • 日本CT技術学会 1人

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対外的活動

  • 公益社団法人宮城県放射線技師会 常務理事
  • 公益社団法人宮城県放射線技師会 第二支部運営委員
  • みやぎCTリフレッシャーズ 世話人
  • Miyagi ER Technical Meeting 世話人
  • 宮城キヤノンCTユーザー会 世話人

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